戦術の中で技術が活きるし、技術があるから戦術が活きていくと考えています。
どちらも別々ではなく、常にリンクした状態にあるもの。
「戦術的ピリオダーゼーション」のお話につながっていくと思いますが、
専門の方々がたくさんいらっしゃるのでぜひそちらを参考にして頂ければと。
技術練習はチーム戦術や試合での戦い方に近づくような練習をしなければいけないと感じております。
例えばドリブル練習もエンドラインからエンドラインまでのオールコートドリブルではなく、ボールダウンを想定してエンドラインからトップポジションあたりまでのドリブル練習を行う。
ドリブルする距離の感覚やチェンジの回数の感覚がつかみやすくなると思います。
戦術的な話になると、ドリブルドライブモーションのシステムを使うのであれば縦に切るドリブルドライブテクニックであったりドリブルからストッププレーが最初の段階で必要になっていきます。
パッシングモーションであればディフェンスがいる状態でのパススキルやキャッチドライブテクニックが必要になっていきます。
ウィング1on1がファーストオプションのチームはウイングポジションからミドルドライブのオプション、ラインドライブのオプションが必要になっていきます。
最近感じてるのは、レイップの練習。
基本的にウィングポジションから45°(ラインドライブ)のコースでレイアップが多いですが、相手チームのディフェンスレベルが高くなるとこのコースでのレイアップはほとんどなくなります。
ミドルドライブからのほうがレイアップやペイントショットに持って行ける可能性は高くなります。
ラインドライブはストップショット・スキルやバックショットスキルが必要になってくると思います。
ですので最近の練習ではミドルドライブ(クロスオーバーコース)からのレイアップであったら、ラインドライブからバックショットを多く取り入れています。
限られた時間の中でファンダメンタルや技術練習をどれだけ試合の中で行われるものをピックアップできるよう考えています。
そういったことを考えるようになり、さらにたくさんの試合を観るようにしています。
ゆくゆくは個人の技術に特化して指導できるよう考えております。そのためにバスケットボールの全体像を把握しながら様々な個人技術に触れていきたいと思っております。
また勉強していきます。