成果を定義する Define
1on1オフェンスはボールを失わず(前提)にシュートを決める(結果)こと
これを達成するための「より良い結果」は何か?
定義や目的はコーチによって様々
むしろそれが面白い
以前の私はどのスキルにも利点、欠点がありそれを整理して伝えていくスタイルでしたが、
最近は(原理→原則→)定義→目的→優先順位→目標に落とし込み、スキルトレーニングを行っています。
スキルはたくさん発見されていくなかで、何を優先的に伝えていけばいいのか?
その整理をすることが自分の中でできるようになってきたのかな?と感じます。
ERUTLUCでは1on1オフェンス 成果の定義(Define)を
「より得点期待値の高いプレーを実行・実演する」
と考えています。
ちなみにこれを考えたのは僕ではありません。
こういうところまで思考を深めることができればと思います。
こういうところまで思考を深めることができればと思います。
目的 Concept
さらに落とし込み、1on1オフェンス目的(Concept)の一つに
「オープンアタック」
「オープンアタック」
があります。
オープンアタックのアタックの利点は
動作の対応性と移行性
身体がリングに向いた状態でプレーできるので、前後左右上下の空間に次の動作が対応しやすくなります。
また足がフラットではなく、前足・後足ができている状態になるので、蹴り足ができ次の動作に素早く移行することができます。
優先順位 Priority
続いて優先順位です。
さてさて、定義にある得点期待値とは?
後輩達に聞いてみると意外?と知らなかったり。
さてさて、定義にある得点期待値とは?
後輩達に聞いてみると意外?と知らなかったり。
これに関してはトヨタ自動車アルバルクアシスタントコーチ 森高大氏のブログをご覧になってください!
とてもわかりやすく記載されております。
実行|得点期待値の高いプレー
バスケットで最も得点期待値の高いプレーはフリースローになります。そのためペイントアタックしフリースローをもらうプレーが必要になります。
これはジェームズ・ハーデン選手でしょうか。今シーズン平均10.4本のFT数になります。
アームエクステンション、バンプアクションでファウルをもらうスキルは一級品です。
次はリング付近のシュートになります。
同様にペイントアタックスキルが必要です。
ファウルをもらえることが大事になるので、かわすスキルよりもまずはコンタクトフィニッシュが大事になってくると考えます。
演出得点期待値の高いプレー
その次はオープン3Pでしょうか。ペイントアタックでディフェンスが収縮されてからのキックアウトが有効になると考えます。定義からいくと実行だけではなく演出という言葉も入っているのがポイントです。
ですがNBA選手を見ていると3Pエリアでのフェイスジャンパー、ミッドレンジでのプルアップジャンパーこれらのスキルも必要になってくるのでは?
必要なんだと思います。
しかし、ミッドレンジや3Pエリアでのシュートしかできない、しか狙わなくて期待値の低いプレーになるのか。ペイントアタックができる上で、また優先的にペイントアタックを狙いDFが対応した結果、ミッドレンジや3Pエリアのプレーを選ぶのか。
しかし、ミッドレンジや3Pエリアでのシュートしかできない、しか狙わなくて期待値の低いプレーになるのか。ペイントアタックができる上で、また優先的にペイントアタックを狙いDFが対応した結果、ミッドレンジや3Pエリアのプレーを選ぶのか。
目標 Goal
さらに落とし込み、なにをゴール(目標)とするのか。
◯◯◯スキルをできるようにする。△△△スキルを習得する。□□□スキルの感覚をつかむ
◯◯◯スキルをできるようにする。△△△スキルを習得する。□□□スキルの感覚をつかむ
これらを成果にすると、極端ですがリング使わずシュートを打たずただ反復するだけでも達成することができます。(こういった練習も大事!)
僕はこれらは成果・目的を達成するためのステップ(目標)と考えます。
目標は預かっている選手、アシスタント、時間、コート、ボールの個数などを考えて決定をします。
今回は技術紹介ではなく1on1理論の記事になります。
つらつらと書いておりますが、様々なコーチ、様々な選手から学ぶことでき、こういった考えにたどり着いている最中です。