2013年6月28日金曜日
Defense Advantage 「内線の利」
こんばんは!
木曜の夜に有志のコーチたちと勉強会を行なっています。
本日は代表に講師を担当して頂き、
吉井四郎先生の「バスケットボール指導全書 1」
をテーマとして講習を行なって頂きました!
まだ理解しきれない部分もありますが、とても奥深い書籍だと感じております。
今回は書籍の中にある
バスケットボール競技観の確立にある防御の利・不利についてより
1on1(オフェンス)につながる僕の考えを。
● 内線の利
ディフェンスはオフェンスよりも内側にいるため、より小さい動きでオフェンスに対応することができる。この利の大小は、オフェンスとディフェンスとの間合いの大小によって決定されることを示している。
・ディフェンスがリングに近づき、オフェンスから距離とって守れば動きが少なくなってくる。
・シュートスキルとペネトレイトスキルによって間合いの大小が変化してくる。
・内線の利があるためディフェンスの選手がオフェンスと前後の距離を決定することができる。
このことを踏まえながら、
ペネトレイトスキルが高い選手には距離をとって守ることが多い。
確率的に考えてもペイント内のショットよりもアウトサイドショットの確率が落ちるからでもある。
オフェンスは距離をとって守られた場合ショットやパスという判断にはなると思うが、
やはりその中でもディフェンスと距離をつめてペネトレイトするスキルは必要になってくると思う。
ディフェンスがリングに近づいているため小さい動きにはなるが、
ただオフェンスから距離をとっている状況ではなくなるのでより小さい動きにはならなくなる。
距離をとられてもシュートだけでなくペネトレイトもできるという
オプションを持っていることが大事になると思うし、
内線の利がある中でオフェンスがスペースをコントロールするスキルが
必要になってくると考えています。
オフェンスはいかに内線の利を消すことができるか。
考えてみます。
長くなりましたが、
他にもオフェンスとディフェンスにおける空間論・時間論、コートにおける空間論
につながる部分が多いのではないかと感じました。
またさらに自分の考えが整理できるような気も
今後も考えを落とし込んでいきたいと思います。