2014年1月25日土曜日

Irving Step カイル・アービング

こんにちは。
少しずつたくさんの方に読んで頂くようになりました。
ありがとうございます!

今回はカイル・アービングがよく使用するステップについてです。
(ステファン・カリー第2弾はもう少しお待ちください。)




Step−Over(アービング・ステップ)
①スタートポジション
スタートポジションはランニングステップやユーロステップと同様になります。ディフェンスに向かいながらドリブルしている状態になります。ランニングステップ系のスキルはVSボールマンディフェンスにおいても、VSヘルプディフェンスにおいても前後の空間が離れすぎているとディフェンスが対応しやすくなってきます。

このステップを使う間合いは、1ステップ目がディフェンスの足の横(ワンステップアヘッド)に踏める間合いにてスタートします。

①スタートポジション

②1ステップ目
1ステップ目を踏むときは、ドリブルフットをディフェンスの前でクロスしながらステップを踏むようにします。その際に、ボールがディフェンスの近くを通らないように胸の前ではなく、頭の上をボールが通過するようにして動かします。このボールムーブをウィンドミルと呼んでいます。

1ステップ終了後はディフェンスに対してプロテクトポジション(身体の面が背中を向いている状態)になります。

通常のランニングステップやユーロステップはドリブルフットがオープンスタンスにてステップ動作に入ります。
②1ステップ目

③2ステップ目
2ステップ目を踏むときは、ドリブルフットとは逆の足を、1ステップ終了後にすぐさまゴールに向かってステップを踏むようにします。

③2ステップ目

④フィニッシュバリエーション
フックレイアップ、クロスレイバック、フローターと選手によって様々です。
アービングはショットアングルの位置を変えるのスキルが高いです。


身体でボールをプロテクトしながら、1ステップ目をディフェンスの足の横に踏むステップになるのでスモールプレーヤーにも有効なステップになってくると考えます。またユーロステップは2ステップ目が横にいくのに対し、アービングステップは2ステップ目がリングに向かいながらステップを踏むことができます。こういった点もアタックする際に有効なポイントになってくると思います。

ぜひ何気ない練習の中にステップを変える練習をしてみてはいかがでしょうか?
ここまで読んで頂きありがとうございました!